2011年07月21日

歯科医療の進むべき方向性ここにあり!!6

柿木先生は介護を要する方の口腔ケアを行うに当たり
口を開けたり、閉じたりする筋肉を
まずほぐすことから始めるそうです。

介護を要する方は口を閉じることができず
結果として唾液が蒸発して
口の中が乾燥して、物を飲み込むことができない
摂食機能嚥下障害を起こします。

唾液が少なく、潤いがない口の中は、雑菌も大量に繁殖し、
それらの菌を誤って肺に飲み込んでしまい肺炎を起こして
最悪の場合は死に至ります。

すなわちお口をしっかりと閉じて、唾液をしっかりと胃の中へゴックンできるかどうかは、
命にかかわる問題なのです。

柿木先生は筋肉をほぐし口の中を清潔にケアし
30分くらいで口をしっかりと閉じれるようにするそうです。

患者さんに話しかけながらマッサージをして
やさしくケアされている柿木先生の様子が思い浮かびます。
人の尊厳を大事にした医療です。

国連のWHO(世界保健機関)では1948年に、人の健康は
身体的、精神的、社会的な全てを満たさねばならないと定義していますが、
もうひとつ、1999年に霊的にも健康である必要があると提言しています。

日本の医師たちはこの霊的健康という言葉をすごく嫌うという話を聞いたことがあります。
おそらく宗教やオカルトめいた響きがいやなのでしょう。
これを今風にスピリチュアルな健康ととでもいうと
もう少し入っていきやすくなるのでしょうか?

霊的健康はチベットの国民や医師からすると
きわめて自然なことなのでしょう。

柿木先生の宗教観とかはわかりませんが、
漢方薬をさらりと使用したり、マッサージで患者さんを健康にしたりと
僕がこれまで片意地張って学んできた医宗同源を含む統合医療を
柿木先生はさらりとやってのけておらるようで、
まさに目からウロコでした。

霊的健康とは人としての尊厳や生活の質などを
念頭に置いた概念だともいわれていますが、
普通に宗教的な概念と考えても差し障りないと思いますが、
いかがでしょうか?

まあいろいろ理屈を並べる前に
とにかく目前におられ
介護必要されている方に
柔軟な考えを持った
愛と真心に満ちた
尊厳ある医療が必要だと思います。
posted by しげさん at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月20日

歯科医慮の進むべき方向性ここにあり!!

柿木先生のお話はユニークでした。

「口の中を乾燥させるので
歯磨きに歯磨き粉があまりたくさん使用してはいけません」
っていう講演を歯磨きの研磨剤を作っているガラス会社でやってしまってヒンシュクを買ったとか、

高齢者では末梢まで血液が行き渡りにくいので、
降圧剤で血圧を下げすぎる今の医療はいかがなものかとか、

薬を6種類以上飲むと唾液が減少して口腔内に異常が出るとか、

口腔乾燥のとき用いる保湿剤は使用方法を間違えるとかえって乾燥させるとか、

食後に歯を磨く習慣は体の健康な若い人では効果的だが
高齢者では場合によっては健康を害することがあり
高齢者では食前に歯を磨くことにも大いに健康に良いとか、

普段入れ歯を入れてない高齢者が食べるときだけ入れ歯を入れると
かえって飲み込みにくくなるとか、

極めつけは
倒れて意識不明になった患者さんが
奇跡的に意識を取り戻して発した一言が

「看病してくれてありがとう」

ではなく

「本人の前に葬式の相談なんかするな!」っだたとか。

言葉を発せず、意識が無いかのように見える高齢者が
介護の現場ではよくおられますが、
実はこれら高齢者には意識があって、周囲の家族やヘルパーさんの会話や発言を
よく聞いているということです。

介護受けておられる高齢者の方が口を開けてくれないとか
非協力的だとかという話をよく耳にしますが
これは介護を受けておられ方を人間としてではなく、
モノみたいな扱いをしていることが原因であることが多いようです。
ちゃんと人格も感情もある人間として
言葉も扱いも丁寧に接すれば心を開いてくださるのに気の毒な話です。

食べ物を嘔吐して肺に逆流して肺炎を起こすということで
口から食事で栄養を与えるのをやめて
チューブや胃ろうで栄養を与えると
たちまちのうちに歯がボロボロになり、
折れて、朽ち果ててしまうことも多いようです。 
口から食事して栄養取ることは、唾液の分泌を増加させ、
免疫力を上げ、、口腔内を清潔にし、むし歯も予防し、脳も刺激しますが、
反対に、口からの栄養摂取をやめることは、唾液を減少させ、
免疫力を下げ、口腔内を不潔にし、むし歯を量産し、
噛むことや味覚を味わうことによる脳への刺激を無くします。

結果、ますます身も心も閉ざす結果となるわけです。

おいしいものを口で味わえることは本当に貴重でありがたいことなのですね。

posted by しげさん at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月19日

歯科医療の進むべき方向性ここにあり!!4

チベット旅行いつだったかなって今調べたら

2006年11月4日から6日までの3日間、
アルラチベット医学センターにて
「チベット医学研修(医学講義、実地調査、タンカ学習)」を
受講したことを証明する。
アルラチベット医学センター理事長なんたらかんたら(チベット語が読めない...f^_^;))2006/11/7

っていう修了証書が出てきました。懐かしい〜。

とまあそういうことでこのような経験から
科学としての医学一辺倒の日本の医療を
なんとなく堅苦しくて、柔軟性のない、窮屈なものに感じてしまってます。

僕の父は1998年11月に癌を発病して
2002年3月1日に亡くなりましたが
亡くなるまでの3年ちょっとの間、
ただ素直に西洋医学の手術、抗がん剤治療に父を委ねて、
結局は父の癌を克服するために何か特別のウルトラCをするでもなく、
指をくわえて傍観していた自分が父の死後情けなくなったのか、
医科、歯科問わないありとあらゆる医療・・・
西洋医学、東洋医学、代替医療、民間医療を統合した
統合医療の情報に敏感になって、
日々その方向性で勉強してきました。

そしてチベット旅行をきっかけに 単なる統合医療だけでは不十分で
医療と宗教の統合も必要であると今更ながら感じ、
医宗同源もその方向性に加えるに至りました。

方向性はそれでいいのだと思います。
ただそこには何か特別他とは違った凄いことをやってるんだという
片意地張った自分がいたような気がします。

7月16日の柿木先生の講演を聞いてそれに気がつきました。

柿木先生は僕が片意地張ってこだわっていたものを
いとも簡単にさらりと自然にこなしておられるようなのです。



posted by しげさん at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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